Memory
Mister Morph の memory システムは、先に WAL(Write-ahead logging)へ追記し、その後で非同期投影する仕組みです。
WAL
平たく言えば、起きたことは大小を問わず jsonl 形式で発生順に生データとして記録されます。だから WAL が本当のデータ源になります。
パスは memory/log/ で、ファイル名は since-YYYY-MM-DD-0001.jsonl の形式です。
WAL ファイルが一定サイズに達すると、.jsonl.gz で終わるファイルへローテーションされます。
投影
Mister Morph は WAL から次の 2 つへ単純な投影を行います。
memory/index.md(長期記憶)memory/YYYY-MM-DD/*.md(短期記憶)- 短期記憶ファイルは Channel ごとに分離されます。例えば Telegram では別々のグループチャット間で記憶は共有されません。
投影とは、一定期間の WAL を読み、LLM で要約し、対応する対象ファイルへ書き出すことです。
投影の記録点ファイルは memory/log/checkpoint.json で、中身はおおよそ次のようになります。
json
{
"file": "since-2026-02-28-0001.jsonl",
"line": 18,
"updated_at": "2026-02-28T06:30:12Z"
}注入
次の設定が有効なとき、一部の記憶投影が prompt に注入されます。
memory.enabled = truememory.injection.enabled = true
memory.injection.max_items は注入する項目数の上限を制御します。
備考
- Memory 投影が壊れても WAL から再構築できます。
memory/log/checkpoint.jsonを削除して Agent を継続実行すればよいです。 - 本番環境では、memory を含む実行状態を維持するために
file_state_dirを永続ストレージへ置いてください。